理想体型研究家のユウイチです。
ダイエットのために、多くの方が有酸素運動に取り組んでいますね。
ジムにある有酸素マシンの液晶パネルには、さまざまな数値が出ていますが、あなたはどの数値をチェックしていますか?
僕は、エアロバイクを利用することが多いですが、その時にチェックしているのは、「ペダルの回転数」「心拍数」「メッツ」の3つです。
画面には、消費カロリーも出てきますが、減量中でも一切気にしません。
なぜなら、有酸素運動で消費できるカロリーは、微々たるものですから。
例えば、ウォーキングを60分おこなったら、消費するカロリーは150kcalほど。
ウォーキング以外に、150kcalを有酸素運動で消費しようと思ったら、こんな感じです。
ジョギング→30〜40分
水泳→25〜30分
散歩→100〜110分
ゴルフ→1ラウンド
有酸素運動は、脂肪を消費することができますが、有酸素運動そのものによるエネルギー消費は、それほど多くありません。
脂肪を1g消費するのに、必要なカロリー数は7000kcalです。
一日の総エネルギーでもっとも消費するのは、運動時ではなく安静時代謝です。
ダイエットを円滑におこなう上で、一番重要なことは、安静時代謝を増やすこと。
有酸素運動では、安静時代謝を増やすことはできません。
なぜなら、有酸素運動では"筋肉"を増やすことができないため。
安静時代謝を増やすには、筋肉を増やす必要があります。
筋肉を増やす運動といえば、筋トレです。
筋トレは、脂肪燃焼効果はありませんが、安静時代謝を増やしてくれるので、実は有酸素運動よりも、脂肪を消費させる近道です。
これは、かなり昔から言われていることですが、まだまだ一般的に浸透していないのか、筋トレよりも有酸素運動を一生懸命に取り組む人が多いですね。